18日、土曜日、久し振りに福岡・天神で友人と昼食を共にした。
ところが、わずか100mを歩くのに、前から来る若者3人にぶつかりそうになった。
実際その内の一人とは少し体が触れてしまった。
最近、こうした現象が増えているように感じる。
前から来る若者が避けようとしないというか、ぶつかりそうになる直前になってやっとこちらに気付くという風な者が多い。
ひと言で言えば、避け方が下手なのだ。
ケータイを見ながら歩いているのは論外としても、ちょっと昔ならお互い相手の存在に気付くと自然に道をどちらかに避けていたものだ。
なぜ、こんな現象が増えたのだろう。
東京経済大コミュニケーション学部の関沢英彦教授によれば、現代人は五感による判断能力が低下しているそうだ。
PC、ケータイを四六時中いじっており、現実世界で人と触れ合う時間やコミュニケーションを取ることが減っていることが一因らしい。